作品情報:銀河鉄道の父(2023)
更新日:9月13日
銀河鉄道の父
2023.5.5公開


このバカ息子!でもラブだ!超マジだ!
・・・きっと家族に会いたくなる。
質屋を営む裕福な政次郎の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造宝石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。
さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。
そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。
賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。
だが、願いは叶わず、みぞれの降る日にトシは旅立ってしまう。
「トシがいなければ何も書けない」と慟哭する賢治に、「私が宮沢賢治の一番の読者になる!」と、再び筆を執らせたのは政次郎だった。
「物語は自分の子供だ」と打ち明ける賢治に、「それなら、お父さんの孫だ。大好きで当たり前だ」と励ます政次郎。
だが、ようやく道を見つけた賢治にトシと同じ運命が降りかかる──。



銀河鉄道の父 の解説
宮沢賢治の父・宮沢政次郎。父の代から富裕な質屋であり、長男である賢治は、本来なら家を継ぐ立場だが、適当な理由をつけてそれを拒む。
学校卒業後は、農業や人造宝石、宗教と我が道を行く。
政次郎は厳格な父親であろうと努めるも、賢治のためなら、とつい甘やかしてしまう。
やがて、妹・トシの病気を機に、賢治は筆を執るも-----。
監督は、『八日目の蝉』『いのちの停車場』など、日本中に感動を巻き起こしヒット作品を生み出してきた成島出。
没後90年経った今も尚、世界中の人々の”心”に生き続ける宮沢賢治。
この激動の時代に、生きる力を与えてくれる珠玉の一本が誕生する。
監督:成島出
脚本:坂口理子
原作:門井慶喜
出演:役所広司 菅田将暉 森七菜 豊田裕大 坂井真紀 他
配給:キノフィルムズ
制作:日本
上映時間:128分
公式サイト:https://ginga-movie.com/
観逃したら・・・・
2023.4