作品情報:人形たち Dear Dolls(2023)
更新日:6月5日
人形たち Dear Dolls

「JOMON-わたしのヴィーナス」将来に悩む11歳のちひろは、田んぼで小さな古代の女性像を見つけた。すると女性像は女に姿を変え、古代の女性の生き様を踊りで表現していく。ちひろはその姿に生きる道標を見出し……。「Doll Woman」荒んだ時代。
人形と暮らす女が、人形と暮らす男と出会い……。
「怒れる人形」姉のサラサが上司からハラスメントを受け苦しんでおり、怒った妹ナズナは姉がくれた人形のカウボーイのケンジになりきり、上司に復讐するために投げ縄を練習。そんなナズナの前に現れたのは……。
「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景」オンナのカタチ、女らしさとは何か、女性であることとはどういうことか。現実と虚構の間を行き来し、また監督自身の過去や現在を織り交ぜながら、女性の表象について考察する。
人形たち Dear Dolls の解説
4人の監督が、人形をモチーフに、生きづらさを感じる女性たちを描くオムニバス。
人形と暮らす男女が出会う「Doll Woman」ほか「JOMON-わたしのヴィーナス」「怒れる人形」「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景」を収録。
「あぜみちジャンピンッ!」の西川文恵監督が「JOMON-わたしのヴィーナス」を、「ナゴシノハラエ」の大原とき緒監督が「Doll Woman」を、「夢幻紳士 人形地獄」の海上ミサコ監督が「怒れる人形」を、「リング・ワンダリング」の脚本を務めた吉村元希監督が「オンナのカタチ ヒトの形をして生まれながらも存在消されしモノの情景」を手がけた。併映は大原とき緒監督による短編「Bird Woman」。
監督:海上ミサコ 大原とき緒 西川文恵 吉村元希
出演:紀那きりこ 皆木正純 大原とき緒 廣末哲万 鈴木美奈子 田中稔 福島拓哉
配給:movies label will
制作:日本
上映時間:83分
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2023.4