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  • ranze

作品情報:ヌーのコインロッカーは使用禁止(2021)

更新日:6月5日



赤ん坊のころ、コインロッカーに遺棄されていた知的障碍者の那須叶、通称ヌー(古川藍)は、母親を求めながら自分が捨てられていた“ぬ5515”のロッカーを守り、毎日コインロッカーの前で絵を描いていた。


ある日、ヌーは刑務所から出所した黒迫和眞(上西雄大)と出会う

黒迫は別れた妻子に金を送るため、友人のヤクザ・木嶋から紹介してもらった覚醒剤売買で金を稼いでいる。

コインロッカーの傍で仕事をしていた黒迫は次第にヌーに興味を持ち、思い付きで彼女の絵をSNSにアップし始める。


海外の有名アーティストから絵を買いたいとの連絡を受け、高額で売ろうとした黒迫だったが、ヌーの純粋な心に触れ良心が芽生える。

そんなとき、ヌーが白血病により倒れ、余命を宣告される。

黒迫は適合した自分の骨髄をヌーに移植するが、覚醒剤売買が発覚し、警察に連行される。ヌーは病院を抜け出し、冷たい雨に打たれながら黒迫を追って警察署の前で倒れてしまい、無理が祟って命を落とす。


黒迫は釈放されると、ヌーの担当施設職員・瀬戸瑠璃子(徳竹未夏)から、ヌーが彼へ残したたくさんの絵と想いを受け取るのだった。




ヌーのコインロッカーは使用禁止の解説


知的障碍者と刑務所を出所した男の交流を描くヒューマンドラマ。知的障碍者の那須叶、通称ヌーは、自分が捨てられていたコインロッカーの前で毎日絵を描いていた。

その傍で覚醒剤売買をしている黒迫は次第にヌーに興味を持ち、彼女の絵をSNSにアップする。


ヌー役を「ひとくず」の古川藍が演じ、2021年マドリード国際映画祭外国語映画部門最優秀主演女優賞、ロンドン国際映画祭2021外国語映画部門最優秀主演女優賞を受賞。監督・脚本・プロデューサー・出演は、「ひとくず」の上西雄大。2021年マドリード国際映画祭最優秀作品賞受賞。

  • 監督:上西雄太

  • 出演:古川藍 上西雄太 徳竹未夏 工藤俊作 城明男 谷しげる 剣持直明 空田浩志 速水今日子 阿部大将 久藤今日子 田中要次 菅田俊 白川和子

  • 配給:10ANTS

  • 制作:日本

  • 上映時間:99分

  • 公式サイト:https://nu-coinlocker.com/


観逃したら・・・


 

2023.4



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